マイクロスコープというのは、医療用の顕微鏡のことです。歯の治療というのは、非常に細かい部分、そして根の奥など見えにくい部分を扱うこともある治療ですので、肉眼で治療を行うと、精密に行えない場合があります。
実際に脳神経外科や眼科、心臓外科などの分野ではマイクロスコープを使った治療というのは常識になっており、歯科でも精密な治療を行うのであれば、当然マイクロスコープが必要となってきます。
当院では、歯という細かい部分をより正確に、精密に治療できるよう、マイクロスコープ(顕微鏡)を導入しています。
近年の歯科治療では、より精密さを求められるようになってきています。マイクロスコープを使用することで、肉眼の6~32倍程度に拡大して見ることができるため、より正確でより精密に、そしてより安全に質の高い治療を行うことができます。
マイクロスコープは眼科、心臓外科、脳外科などの細かい部分をみる診療科においては当たり前のものとして使われており、同様に細かい部分を治療する歯科においても使用することが当然だという考え方が、最近では主流になってきています。
マイクロスコープによる治療は虫歯治療、根管治療、歯周病治療、口腔外科、口腔内診査等、いろいろな分野に応用することができます。マイクロスコープを使うことで、なるべく歯を削らない治療が可能になりますし、根の治療のような深部が見えない、従来では手探りで行なっていたような治療も、はっきりと見ながら確実に治療ができるようになりました。
池田会のイースト21デンタルオフィス 歯科衛生士 小林が「歯の磨き方をプロが伝授」で出演いたしました。